1)和解協議中だから、
傍聴した内容をいろいろツイートするのは余計かなと思ったが、「
裁判が非公開でなく一般公開されている以上傍聴者から進行内容が
口外されることやそれについてブログやTwitterで論議され
ることはよくあることだし、個人の言論は自由だよ」
と裁判に詳しい友人が言ってくれた。
2)蒼国来の裁判。恵那司や深沢氏の証言内容について、
報道が少ない為、
根拠になった取組について証拠も証言も出なかったという要点が掴
めてないひとたちもいる。「推定の有罪」
のような視点を残してはいけない。
傍聴した一般人のひとりとして、
できるだけ証言内容を発信する必要があると感じる。
3)本日から、大阪の非営利のアートスペース「キャズ」
で今日でから始まる Pilot plant/Japanese identity 会場に→
http://cas.or.jp/2013/ji/index.html
蒼国来土俵復帰を応援する署名用紙を置かせていただいた。
3月からの大阪場所の番付表には蒼国来の四股名が載りますように
!
以下、呼びかけ文章です。
4)2011年4月、蒼国来関は「大相撲八百長問題」
で春日錦の「供述」
のみを根拠に物証の提示も調査もないまま一方的に引退勧告を受け
ました。
一昨年7月からの公判は2012年12月20日にようやく結審を
迎えました。東京地裁からは判決日(3月25日)
の決定と同時に「和解勧告」を受けました。
5)
この展覧会の会期中の1月22日に2度目の和解協議があります。
私は当初からこの唐突な処分に違和感を覚え裁判をすべて傍聴して
きました。被告(協会側)
からの物証は提示されるどころか調査することも無かったことが判
りました。
6)また今回の唯一の「供述者(春日錦)」
は出廷を拒み最後まで証言台に現れませんでした。しかも「
供述調書」にサインすることも拒んでいたことが確認できました。
7)元・恵那司の証言はこちらに→
http://d.hatena.ne.jp/team_engke/20120326/1332768081
『まず「春日錦との無気力相撲」については「記憶が定かでない」
と曖昧な証言をしました。そしてもう一つ。「
金銭のやりとりがあったか否か」については、「いや、
それはありません。」ときっぱり否定したのです。』
8)春日錦が出廷しない替わりに証言台に立った調査委員は、「
転び方が受けにいっていると私が思って判断した。」
と主尋問でも反対尋問でも述べました。この「転び方」
に関しては、
蒼国来に上手出し投げを打たれた春日錦が受け身をとった動きがこ
のように解釈されたと思われますが、→
9)投げをうたれた場合、「受け身」
の型をとらない限り格闘技は大怪我をすることになります。相撲/
格闘技において専門ではなく、
適切な知識が無い外部の調査委の判断が「八百長認定」
に直に大きな影響を与えていたことが浮き彫りになりました。
10)(裁判当日この証言箇所は何故か報道されずに「
調査の妥当性を主張した。」という表現に一括されてました。)
11)
昨年7月19日の蒼国来関の本人口頭弁論の要点はライターの青山
さんのブログにアップされてます。→
http://aoyamagumi.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/_-31ed.html
12)裁判では被告側代理人が「
二人以上の供述で取組が特定できたもの」
が認定の基準になっているとあらためて確認していたが、
蒼国来の件は違うではないか。一体何が基準だったのか。
調査委の主観によるのか。裁判前に調査委が「証拠はある」
と発言していたが、結局それは示されなかった。
13)このように、「供述」内容の真偽に関しても、
根拠となった取組の解釈も、立証できる内容が一切無い「認定」
作業が外部の調査委によって行われていた事が明らかになっていま
す。
14)裁判では力士の労働者性も争点のひとつでした。
保険制度も整い、日常生活の隅々まで拘束の多い「力士」
が個人事業者であるはずも委託業務であるはずもなく、
法治国家における組織で雇用される側の「労働者」
であることは自明です。
15)中世における狂気の魔女狩りのごとく、
一方的に名指しされ職場を追放されるまでに至った今回のような事
態が今後繰り返されないためにも、
16)
また世界で唯一相撲のプロフェッショナル組織である日本の「
大相撲」界に憧れて来日し、日本語を習得し異文化を受け入れ、
文化の継承者として活躍してくれる海外からの若者に対してこのよ
うな非人道的な対応が繰り返されないためにも、
17)相撲協会が「蒼国来の土俵復帰」の決断が出来る様、
声を届けようと思います。
幕内力士蒼国来関の土俵復帰を世論は後押ししていることの証とし
て署名運動にご協力お願い申し上げます。ウェブ署名→
http://cb-s.info/syomei-top
18)
これまでに日本や海外の相撲ファンからも沢山の署名がよせられて
います。2011年の夏場所以降、同年の名古屋場所、
以降昨年の秋場所までの全東京場所に両国国技館前で有志による街
頭署名運動が続けられました。
2011年の4月以降にツイッターで知り合った有志達です。
みな生まれて初めての街頭署名活動を経験しました。
19)
蒼国来関が解雇されるまでの記録をその有志のひとりであるたーね
こさんがこちらに→
http://togetter.com/li/422972
20)その有志のひとりであるアイマリさん→
「蒼国来の支援者は根拠のない感情論ではなく、
裁判で明らかになったことに基いて彼の潔白を信じている旨の渾身
のツイート。」
http://togetter.com/li/426528
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